Right Hand
先週お盆休み期間中に、この1年以内に自身の右腕となる人物が必ず必要という事を
前回の記事に記述したが昨日、社長、室長、税理士に相談し一つ前進した。
そこで、もう一度改めて自身の頭の整理をする為にもこのブログを通じて思考する。
家業に戻ったのが1年前。代表からは帰洛する前からお前の好きにやればいいと言われていたが従来行ってきた呉服問屋相手への営業もする必要がないと言われ、代表の繋がりがある
染めの外注依頼等々を齧る程度にしていたが、結局それも自身で見つけた案件ではない。
上から降りてきた案件をこなすのは、入社して1年目で当然と言えば当然だが、全く持って楽しさを見つける事は出来なく、悶々とする日々が続いた。
口では言うが、それが行動に伴ってなく結局従来の問屋相手に頼ってしまう点など
全てが中途半端に見えていた。さらには自身で売上の数字を精査し2019年までの約10年間の問屋先売上表を作成したが、絶望的な数字の暴落に30歳手前の小僧にも分かるぐらい、このままでは10年後この会社はなくなっていると感じた。
社内での人間環境は酷くなっていく上に、自分で考えたアイディアを話したりディスカッションする人間が全くもっていなくなった。挙句の果てに1年前には原因不明で倒れて1週間ほど入院したぐらいだ。自身の視野が確実に狭くなって行ってるのが目に見えて分かり始めたのも丁度1年前。
このままでは本当に人間的にも精神的にも沈んでいくように感じた。
しかしある時、社内でディスカッションする相手もいない、頭で思ったアイディアもそのまま消えて行く一方と思った時、ではこのアイディアを社内を超えダイレクトに新規のクライアントに話せばいいのでは?と考えた。
そして2019年3月頃、学生の頃から繋がりがあった自転車店に自分の中で考えた商品を、誰にも相談せずダイレクトに提案した。その商品が自転車店の思いと一致。
奇跡的に商品化となり、プロモーション含めた企画は好評で今も追加注文を貰っている。
それがきっかけで、自身の行動力を源に僕は社内を飛び越えて全く別の事をするようになった。某動物園の手拭いであったり、京都にある印刷会社の風呂敷。
新規での営業獲得に、僕は凄く楽しさを覚えたし、口でしか言ってなかった中途半端だった事ももう少しここを拡大させれば安定するのではないかと感じた。
手探りでタネを蒔いて行くにつれ、やはり自身の右腕となる人が直ちに必要と思った。
企画・物作りをするにあたって
仲間と言い合いし、試行錯誤を重ね良質な物が出来上がると考える。
また頭の中で考えたネタを具現化する工程がとにかく大変で、アイディアを忠実に具現化するに当たり
ディスカッションする相手が必要不可欠と思っていたからだ。
そして、文章始めに記述した前進という意味は右腕となってくれそうな人材をようやく見つけた事にある。
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