Avantime

ルノーアヴァンタイム

僕が中学生の頃、明らかに自動車の一線を画す奇妙な車が登場した。

フロントのボンネットには3本のスリッドが入り、Bピラーが存在しない左右の2枚ドアはとにかく大きく

リアのヘッドライトはスクエアでもなければ、今流行りの吊り目でもない。

日本では所謂ミニバンと呼ばれるセグメントに入ると思うが、そのエキゾチックな

デザインから日本の正規ディラーでは僅か200台少々しか販売されていない。

遡る事17年前、初めて生アヴァンタイムを見たのは

今はなき「京都自動車輸入車ショー」

地中海のような、爽やかな青のメタリックの個体が展示されており、

サンルーフを空けて左右の窓が全開、車内の分厚いホワイトのレザーには会場の照明が綺麗に差し込んでいた。


その時僕は、見た瞬間にカラッと晴れた南仏のエルニャーニ峠を駆け上がっていくシーンをイメージする。

もちろんBGMは”フランシスレイ”


そんな妄想をしていく中で僕はすっかりとアヴァンタイムに惚れ込み

発売当時から頭の片隅にしまいこんでいた。


が・・・今猛烈に欲しい。。

早く買わないと、どんどん良質の個体は無くなっていくし

希少車故、もしかしたらプライスも上がっていくかもしれない。


色々と脳内をミキシングされている・・



僕の悪い虫がまた動き出したようだ。




Son

Son and Dad

ちょっとした日記です

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