Originality

僕は京都の四季折々から連なる、情緒ある風景が凄く好きだ。

早朝に鴨川の橋の上から見る、東山三十六峰はこの上なく美しいし
初夏の新緑に包まれた南禅寺は、自分が抱えている邪気を排出してくれる。

自分がその風景や匂いに出会った時どれだけ感動する事が出来るのか

それは意外にも自分が気付いていない場所であって、身近な場所にあったりするかもしれない。
いつもいる所から、少し離れた所に暫くいるとすぐに、良い所だったなって気付く事が出来ると思う。

10月の、17時頃、夕暮れと銀杏の葉が、黄色と橙色で染まった北白川通りとか。
12月の、空気がカラッと乾燥し、冬の日差しが入り込んだ三条通りとか。

何か分からないけど、好きです。

自分だけの原風景。

本日は父です。


———————————————————————————————
2年程前に足立美術館に車で行きました、横山大観の作品が多いと聞き(私の家内の実家が昔旅館を営んでいて京都に来た時の定宿だった)それに庭が随分綺麗だといろんな人から聞いていたので、自分の目で見たいと思い一泊旅行で行ってきました。絵画の収集はいろんな絵描きさんの作品が多くあり量的にすごいなと思っていたが庭には正直ガッカリしました。
この感想は、私自身の趣味の問題で私は手をかけていない日本の原風景が好みなんだと実感しました、山を見て送電線にがっかりして都会に行ってビルの建物にげんなりして、それでも京都の御所や妙心寺の中とか京都のお寺の佇まいは、大好きで市中の小さな神社の境内とか鴨川の流れに沿って北に向かってぶらぶら散策したり、一種造作物だけれどなんとなく自然と溶け込んでいるようなところが好きだな、と思っているとこの秋に京都の北にアマンがオープンするらしい、ちょっと宿泊は無理かもしれないけどコーヒーを飲むぐらいはできるかな。
———————————————————————————————

Son and Dad

ちょっとした日記です

0コメント

  • 1000 / 1000